Works
How does your garden grow?
How does your garden grow?, 2018 PaintingOil, glass pigment, acrylic board300x300mm 蝶々の線対称の形は、不思議なイメージを私たちに想起させる。時に、悲劇的であり、同時 に成長や飛躍を連想させ神秘的だ。 蝶々の羽根は、環境に適応しながら独特の模様に成長する。そして、蝶々の種類によってその模様の色や形は様々だ。 この作品は、オイルと、ガラス、油絵の具が偶然に混ざり合うことで生まれる予期できない形や色を基に制作した。そして、ストライプの模様や砕いたガラスの反射が、詩的な意味を 作品に与えてくれることを期待している。 The butterfly, which is a symbol of symmetrical forms, implies an air of mystery. They...
How does your garden grow?
How does your garden grow?, 2018 PaintingOil, glass pigment, acrylic board300x300mm 蝶々の線対称の形は、不思議なイメージを私たちに想起させる。時に、悲劇的であり、同時 に成長や飛躍を連想させ神秘的だ。 蝶々の羽根は、環境に適応しながら独特の模様に成長する。そして、蝶々の種類によってその模様の色や形は様々だ。 この作品は、オイルと、ガラス、油絵の具が偶然に混ざり合うことで生まれる予期できない形や色を基に制作した。そして、ストライプの模様や砕いたガラスの反射が、詩的な意味を 作品に与えてくれることを期待している。 The butterfly, which is a symbol of symmetrical forms, implies an air of mystery. They...
Leaves and Cells
Leaves and Cells, 2011 watercolor, oil, copier acetate 210x297mm このシリーズは、顕微鏡を覗いた時に見える化学的なイメージを基に制作した。花粉や細胞を顕微鏡で除くと強烈な色合いや形が見える。肉眼では見ることのできない有機的な形状と自然界に秘められた法則を学びながら絵に応用したかった。フィリップ・バルの「Shapes」、「Branches」、イアン・スチュアートの「自然界の秘められたデザイン 雪の結晶はなぜ六角形なのか? 」、雪の結晶の写真版を作った中谷宇吉郎の著作は特に参考にした書籍である。また、セントラル・セント・マーチンズの図書館で見つけた化学標本や細胞の顕微鏡写真をファイルアップしたのをよく覚えている。顕微鏡で観察するとまるでゴッホの絵のように見ることから、彼の名を冠したウイルスがいたことも記憶に新しい。 自然界の生物は線対称に成長するようできており、その生物が生きる環境によって、形を変化させながら適応している。温度や太陽の位置、湿度などが、線対称に影響を与え我々は成長する。全ての生物の根源は小さな粒子であることもこのシリーズの表現に重要であった。このシリーズを通じて、スチュアート・カウフマンの「自己組織化」の理論に辿り着くことができたのは、私の芸術活動にとって大きな発見であった。 This series was inspired by the chemical imagery visible under a microscope. Observing pollen or cells...
Leaves and Cells
Leaves and Cells, 2011 watercolor, oil, copier acetate 210x297mm このシリーズは、顕微鏡を覗いた時に見える化学的なイメージを基に制作した。花粉や細胞を顕微鏡で除くと強烈な色合いや形が見える。肉眼では見ることのできない有機的な形状と自然界に秘められた法則を学びながら絵に応用したかった。フィリップ・バルの「Shapes」、「Branches」、イアン・スチュアートの「自然界の秘められたデザイン 雪の結晶はなぜ六角形なのか? 」、雪の結晶の写真版を作った中谷宇吉郎の著作は特に参考にした書籍である。また、セントラル・セント・マーチンズの図書館で見つけた化学標本や細胞の顕微鏡写真をファイルアップしたのをよく覚えている。顕微鏡で観察するとまるでゴッホの絵のように見ることから、彼の名を冠したウイルスがいたことも記憶に新しい。 自然界の生物は線対称に成長するようできており、その生物が生きる環境によって、形を変化させながら適応している。温度や太陽の位置、湿度などが、線対称に影響を与え我々は成長する。全ての生物の根源は小さな粒子であることもこのシリーズの表現に重要であった。このシリーズを通じて、スチュアート・カウフマンの「自己組織化」の理論に辿り着くことができたのは、私の芸術活動にとって大きな発見であった。 This series was inspired by the chemical imagery visible under a microscope. Observing pollen or cells...
Leaves
Leaves, 2011 watercolour このシリーズはロンドン芸術大学大学中にキャンパスの近くで見つけた葉を水彩絵の具で描写したものである。それはイギリスでの生活の日記であると同時に、異国の地に生息している生き物や植物の観察の記録である。 日本に咲いている植物や花も、気候が違う場所では、違った形をしている。それに気がついたとき、日本で見ていたありふれた景色の素晴らしさを再認識した。そして、イギリスでしか見ることのできない景色というものが強く記憶に残った。 このシリーズを制作していた時、東日本大震災が起こった。イギリスで私は東日本大震災をテレビを通じて観るばかりであったが、遠く離れた祖国に対する想いを強く持った。このシリーズの1部はシンキング・オブ・ホームランドと言うプボランティアプロジェクトで東日本大震災の被災地に寄付を行うアートブック「Thinking of Homeland」として出版された。 This series consists of watercolor depictions of leaves that I found near the campus while studying at the University of the Arts...
Leaves
Leaves, 2011 watercolour このシリーズはロンドン芸術大学大学中にキャンパスの近くで見つけた葉を水彩絵の具で描写したものである。それはイギリスでの生活の日記であると同時に、異国の地に生息している生き物や植物の観察の記録である。 日本に咲いている植物や花も、気候が違う場所では、違った形をしている。それに気がついたとき、日本で見ていたありふれた景色の素晴らしさを再認識した。そして、イギリスでしか見ることのできない景色というものが強く記憶に残った。 このシリーズを制作していた時、東日本大震災が起こった。イギリスで私は東日本大震災をテレビを通じて観るばかりであったが、遠く離れた祖国に対する想いを強く持った。このシリーズの1部はシンキング・オブ・ホームランドと言うプボランティアプロジェクトで東日本大震災の被災地に寄付を行うアートブック「Thinking of Homeland」として出版された。 This series consists of watercolor depictions of leaves that I found near the campus while studying at the University of the Arts...
Voice within
Voice within, 2016 SculptureGlass140x220x245mm PaintingOil, oil pigment, glass pigment, acrylic board この作品は、粘土で成形した骸骨の型をとり、ガラスを詰め窯で焼成したものである。これは、ガラス造形の技法の一つとして知られるパート・ド・ヴェール技法を応用したものだ。ガラスの歴史の中でこの技法は食器や花瓶などを制作するために多く用いられている。ガラスそのものが繊細な素材であるためか、ブロンズ鋳造とは違って大きく具象的なガラス作品はあまり見られない。大学で彫刻を専攻していた私としては、このパート・ド・ヴェール技法でどれだけ具象的な作品を制作することができるのか挑戦してみたかったのである。 骸骨というモチーフは、古代から「メメント・モリ」の思想的シンボルとして多くの作家に取り上げられてきた。死を想い、儚さに目を向けることで生が更に強く甦る。 ガラスという素材は、個体と液体の中間に位置する物質である。故に繊維で儚い。ガラスという素材のもつ繊細さと骸骨という思想的モチーフが合わさることで生まれる新たな神秘性を追求している。 This work was created by molding a skeleton out of clay, filling the mold with glass,...
Voice within
Voice within, 2016 SculptureGlass140x220x245mm PaintingOil, oil pigment, glass pigment, acrylic board この作品は、粘土で成形した骸骨の型をとり、ガラスを詰め窯で焼成したものである。これは、ガラス造形の技法の一つとして知られるパート・ド・ヴェール技法を応用したものだ。ガラスの歴史の中でこの技法は食器や花瓶などを制作するために多く用いられている。ガラスそのものが繊細な素材であるためか、ブロンズ鋳造とは違って大きく具象的なガラス作品はあまり見られない。大学で彫刻を専攻していた私としては、このパート・ド・ヴェール技法でどれだけ具象的な作品を制作することができるのか挑戦してみたかったのである。 骸骨というモチーフは、古代から「メメント・モリ」の思想的シンボルとして多くの作家に取り上げられてきた。死を想い、儚さに目を向けることで生が更に強く甦る。 ガラスという素材は、個体と液体の中間に位置する物質である。故に繊維で儚い。ガラスという素材のもつ繊細さと骸骨という思想的モチーフが合わさることで生まれる新たな神秘性を追求している。 This work was created by molding a skeleton out of clay, filling the mold with glass,...